「エアコンを掃除しないと電気代が上がる」とよく言われますが、本当のところはどうなのか。
富山県でエアコンクリーニングをしている立場から言うと、結論はこうです。
条件次第では上がる可能性はあります。
ただし、すべての家庭で劇的に変わるわけではありません。
少し冷静に解説します。
フィルターが汚れると効率は落ちやすい
一番分かりやすいのはフィルターの汚れです。
フィルターにホコリが詰まると空気の通り道が狭くなります。
するとエアコンは同じ温度にするために長く運転し続けることになります。
結果として消費電力が増える可能性はあります。
これは特別な話ではなく、空気の流れが悪くなれば効率が落ちるという単純な理屈です。
月に一度フィルターを掃除するだけでも、体感が変わるケースは多いです。
内部のカビや汚れはどうなのか
では、内部のカビや汚れは電気代に直結するのか。
正直に言うと、ここはケースバイケースです。
カビそのものが急激に電気代を倍にする、ということはまずありません。
ただし、熱交換器にホコリが厚く付着している場合は、冷暖房効率が落ちることがあります。
現場で見るのは、
・5年以上掃除していない
・風量が明らかに弱い
・設定温度を下げないと冷えない
こういった状態のエアコンです。
このレベルになると、クリーニング後に「効きが良くなった」と言われることはあります。
富山の気候との関係
富山は湿度が高い地域です。
梅雨から夏にかけて冷房を使い、そのまま内部が湿った状態で放置されると、カビや汚れが固着しやすくなります。
また、暖房との切り替え時期に内部乾燥をしない家庭も多いです。
こうした環境では、内部汚れが進みやすい傾向はあります。
では、どうすればいいのか
電気代だけを理由に過度に不安になる必要はありません。
まずやるべきことは、
・月1回のフィルター掃除
・シーズン前の動作確認
・2〜3年を目安にプロへ相談
これで十分です。
小さなお子さんやペットがいる家庭、使用時間が長い家庭は少し早めでもいいかもしれません。
まとめ
エアコン掃除をしないと必ず電気代が跳ね上がる、というわけではありません。
ただし、汚れが蓄積すれば効率が落ちる可能性はあります。
富山のような湿度の高い地域では、特に梅雨前のチェックがおすすめです。
迷ったら一度状態を確認してもらうのが一番確実です。
エアコンクリーニングの目安については
記事でも詳しく解説しています。

